うたの冒険旅行記-VLOG-

音楽と映画と旅行とアイドル。宇宙に行きたい。

映画「イエスタデイ」を観たがどうしてもSMAPと照らし合わせてしまった。※感想と考察

※映画のネタバレをバリバリに含みます。

 

現在公開中の映画、イエスタデイ。

f:id:uta25:20191111004935p:plain

 

 

 

公式サイトより。

yesterdaymovie.jp

 

まず、あらすじ及び物語の展開としては、

舞台は、イギリス。

普段はスーパーの店員をしている、どこにでもいるような普通の男、ジャック。

f:id:uta25:20191110223552p:plain

彼はミュージシャンを目指しており、いつかは大舞台に立ちたいと思っています。

ある日、とあるフェスに出場することになるが、舞台はとても小さく、

観客は子供や身内のみといった場所。

彼はそれがきっかけに心が折れ、ミュージシャンになる夢を諦めます。

人生に嫌気が刺したある日、世界中が12秒間の停電に襲われます。

その12秒の一瞬で、彼はバスに轢かれます。

そして事故から目を覚ますと、自分以外の世界中のみんなが

The Beatlesを知らない世界になっていた。

彼は、これはもしやThe Beatlesの名曲たちを自分が歌えば

きっと有名になれるのではないか、と考え、

音楽スタジオでThe Beatlesの曲をカバーし、CDにします。

その媒体を、働いているスーパーで無料配布したり、

インターネットで話題になったりしていきます。

そして、近所に住んでいるエドシーラン(本人役)の目に止まり、

ライブでの前座などでのパフォーマンスにより、

ジャックはどんどん有名になっていきます。

f:id:uta25:20191110224023p:plain

そして、エドとジャックがお互いに曲でのバトルを

ライブの後に繰り広げた後、

エドのマネージャーであるデブラに、ジャックはスカウトされます。

f:id:uta25:20191110224648p:plain

これを期に、ジャックはU.S.Aに移動し、

デブラの売り出しにより、どんどん有名になっていきます。

しかし、有名になるに行くにつれ、彼はThe Beatlesの曲を使って有名になって行くことに

だんだんと罪悪感を感じることになります。

それとは別に、売れる前から彼のマネージャー兼、幼馴染のエリーは、

売れてもなお、故郷イギリスにて、ジャックに思いを馳せます。

f:id:uta25:20191110224940p:plain

The Beatlesの歌詞を思い出すことに行き詰まったジャックは

ビートルズのゆかりの地である、リバプールに向かいます。

そこでエリーと再び出会い、リバプールを探索した夜、

彼女に思いを伝え、一線を越えようとしますが、

勇気が出ず、エリーとはそこで”友達”と言う関係で終了します。

U.S.Aに戻ってからの彼は大忙しで、イメージ戦略やアルバムの作成など

仕事に追われる日々が続きます。

そしてある日、エリーから電話があり、彼女に恋人ができたと言います。

しかもその相手は、ジャックが昔世話になった音楽スタジオの男でした。

彼はショックでどうしようもなくなりますが、

イギリスのホテルの屋上でのライブも決定し、そこで再びエリーと会います。

そのライブの後、ジャックの元を2人の年寄り男女が押しかけます。

その二人は、The Beatlesを知っている、と言います。

彼は驚き、そして喜びますが、その二人に、

盗作しているような気分で辛い、と告白します。

その二人は、一枚の紙切れを渡します。きっと力になってくれるから、と。

その紙切れの宛先は、その世界で生きている70代のジョンレノンの家だったのです。

ジャックはジョンに会い、愛のある助言をします。

それにより彼は、ミュージシャン人生を賭けて、

エドに最後のお願いをします。

そのお願いとは、エドのライブの最後でエリーに愛の告白をすることと

自分の歌っている曲は、The Beatlesと言う作詞家が裏にいること、

そのため彼らの曲をみんなが無料できけるように、ネットにアップすることでした。

こうして彼は、晴れてエリーとの縁も戻し、

自分自身は、コピーシンガーとして地元の小さな小学校での活動を始めることにした、

と言う内容になってます。めちゃめちゃ長くなったな。

 

 

(ここまでの画像は全て

映画『イエスタデイ』公式サイト

より引用)

 

 

まず、ちょっと、この映画を見ての疑問点と感想をいくつか。

①なぜ、大停電が起きたことで、The Beatlesの情報が「人々の記憶」から消えたのか

謎、これが本当に一番の謎です。

劇中では、ビートルズの情報の他にもいくつか消えてるものがあります。

ハリーポッター、タバコ、コーラ、

覚えてるものがこれしかないのですが、これらが世界から抹消されてました。

映画を見に行った後、相方と感想を語り合ったのですが、

相方が言うには、

一番」のものが世界中から消えたのではないか。

とのことでした。

 

私はこの映画に3つの視点があると思っていて、この論は、その視点の1つ目に当てはまります。

ちなみに1つ目は何かというと、「本当に12秒の停電の間に情報が消えたパラレルワールド説」です

確かに、主人公がバスにはねられた12秒の間の映像で、

東京タワーやパリのエッフェル塔などの、その国を代表する一番のものが消灯しているシーンがありました。

英語で言うなら、THEが付くものがこの世界から消えてしまったのではないかという考察です。

しかし、謎なのが、情報が消えた=人々の記憶から消えたことになるのか?と言うこと。

実際、劇中ではThe Beatlesのことを知っていたのは老人2人だけ。

あとはみんな知らない。

停電で情報が消えた、としても、人々の記憶からは消えないはずじゃないのか、

と私は疑問視しました。

そうなると、難しいことは抜きにして、

完全に、停電が起こったことでビートルズという存在がいないパラレルワールドになってしまった。

なので、ジョンは、ジョンレノンではない、

The Beatlesのジョンレノンではない、全くの別人間として、生きていた。

という説になります。というか多分この映画はそういう映画として作られてるんだと思います。

 

ただ、ちょっと待った、と言いたい。

私の疑問(というよりもはや考察)

②じゃあなぜあの老人2人だけThe Beatlesを知っていた??

あの二人はリバプールに住んでいる、ということは映画から見て分かりました。

ビートルズがない世界で、完全にパラレルワールドなら、なぜあの二人だけ知っていたのか。

意味がわかりません。そしてなぜジョンを紹介したのかも。

もし、The Beatlesがいない世界だったとしたら、主人公以外知るはずがない。

となると、あの二人も主人公と同じで、なんらかの形でパラレルワールドの世界に来てしまったことになります。

うーん、なんだか納得いかない。

そこで私の視点その2、「主人公死んだ説or夢オチ」

事故の瞬間に主人公はすでに死んでいて、すべて死後の世界だったのではないか、という説です。

主人公が病室で起きてからの世界は全て死後の世界、

そのため私たちが住む地上でまだ"生きてる"ビートルズという存在は死後の世界には来ていない。

地上でThe Beatlesという役目を終えたジョンが死後の世界にいて、主人公が会ってる。

ただこの論だと、エドが死んだことになってしまいます・・・・・

なのでこれ!とは言い切れませんが、まあ一つの案としてはありかな、と。

 

そしてここから本題。

③12秒の停電、という単語が妙に引っかかる。

微妙じゃない?10秒でも15秒でもない、なぜ12という数字にこだわったのか。

ここからはもはや私の推理になりますが、

12という数字から、私が真っ先に思い浮かんだのは、"時計"です。

つまり、これはこの映画に、「時」 という裏テーマがあるのではないか。ということです。

3つ目の視点3、「12秒の間で、何年か、時が飛んで、一番の文化やモノなどが消えた説」

私はこの映画を見て、タイトルの通りですが、

SMAPのことをなぜか思い出していました。

 

というのも、

口にされなければ、誰かが覚えていなければ、

人々の記憶から、音楽はどんどん消えていく、ということです。

私は今、生きてて、

SMAPという単語がテレビなどから消えた・消された世界がとても怖く、

いつか、SMAPを知らない世代が出てくるのがとても怖く思っています。

それは200年、500年と過ぎた際には、もちろんそれはあり得ることだとは思います。

知らない世代が出てくるのは当たり前のこと。

ただ、私はSMAPのファンとして、SMAPがこの世から消えていくのがとても悲しい。

そして映画を見て思った。もし、自分が主人公と同じ立場だったら、

The Beatlesを知らない世代が出てくる、それはとても寂しい。

音楽を、残したいと思う。

同じことを、思って、行動するかと思います。

つまりこの映画の裏テーマとしては、

良い音楽を人々の記憶から消さないためにも、

誰かが歌い続けることが大切である。

ということではないか。

 

私的にこの映画はかなり面白いと感じた。

全てがトントン描写に進んでいて、それが腑に落ちないんだと感じる。

誰も悪人がいないのが不思議な作品だった。

なんだかどんな考察を見てもすとんと腑に落ちないなぁ〜〜と。

 

あと主人公、歌うま過ぎ。ビビる。

 

映画館は満席に近く、年齢層もバラバラでした。

若い子はエド目当て、大人はビートルズ目当てって感じかな、、、

若い子にも、ビートルズを知らない人々にも、

良い音楽はどんどん受け継がれっていって欲しいな、と感じました。

ビートルズをちゃんと聞きたくなった映画。。。

 

 

とりあえず一言。

 

監督と対談させてくれーーー!!!!!!!